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「『FACES』ズバリ“顔”を意味するものだけれど、ぼくはこの言葉に“多面性”という意味を込めました」(ASKA)

人は一面ではなく、たくさんの顔、つまり多面体を持っているもの。でも、自分の多面体をすべて語れる人はそんなに多いはずもなく、結局は人から映っている自分であったり、そうありたいと願っている自分が出ているだけ。多面体の本質、つまり人の本質はどこにあるのだろうか・・・・・・。

こんなASKAの考えが、今回のツアータイトルになった。実はこのテーマ、外に発表するのは初めてのことではない。2009年の『WALK』ツアーのオープニングシーンで、ASKAのナレーションが入ってくる。その中でしっかりと語られていた。

「あのときは、鏡に映った瞬間、結局こういうふうに映りたいと思った顔で映っている自分がいる・・・・・・、みたいなナレーションをしています。」(ASKA)

多面体ゆえに、より複雑に絡み合う人と人。そこで生まれる喜びや悲しみ。それらの出来事や感情を、たくさんの歌に注いできたASKA。今回のステージでは、多面体ならではの条理、不条理をどんな手法で表していくのだろう。

※オフィシャルファンクラブTUG OF C&A 会報2010年8月号より引用。